学年の活動_1,2年生_

昔の学校を見て来ました



 9月16日(金)に、1・2年生で安塚小学校に統合される前の5つの学校を巡る活動に行ってきました。安塚区内の須川、菱里(円平坊)、船倉、小黒、中川(坊金)の各地域に、足を運ぶのが初めてだという子どもが多く、ワクワク感いっぱいでマイクロバスに乗りました。
 1番目の旧須川小学校は、体育館が残っていて、「生涯学習センター」として須川地区の方が活用しています。教室棟があったところやグラウンドは雑草に覆われています。体育館は高床式になっていて、屋根の傾斜も急でした。豪雪地に合わせた設計だと思われます。
 



 2番目は旧菱里小学校です。校舎や体育館が完全な形で残っていて、現在は「やすづか自由学園」として活用されています。教室棟は3階建てで、体育館も大きかったです。多くの児童が在籍していたことがうかがえます。ブランコやシーソーなどで遊ばせてもらい、子どもたちは大喜びでした。とんぼを手や帽子にとまらせたり、サルビアの蜜を吸ったりして、自然にも親しんできました。
 3番目は旧船倉小学校です。菱里小学校から少し下ってから、大島・津南方面に向かってしばらく進むと、左手の高台に体育館が見えてきます。学校の近くまで行くと、校舎全体が元のまま残っていることが分かります。教室棟は木造2階建てで、体育館は高床式です。体育館の下のピロティ部分には、たくさんの木材が納めてあり、何かに活用するために保管してあるようです。
 4番目は旧小黒小学校です。ここは既に校舎が取り壊されていて、以前は「ほのぼの荘」という温浴・休憩施設に活用されていたようです。現在は「高齢者活動施設」に姿を変えています。
 最後の5番目は旧中川小学校です。この校舎は、ほかと違って教室棟が残っていて、体育館は取り壊されています。鉄筋3階建ての教室棟は、「生涯学習センター」として地域の方が活用しています。 



 1・2年生の子どもたちには、少し難しかったかもしれませんが、安塚の地域の広さや安塚小学校の成り立ちを感じ取ってくれたのではないかと思います。


2022年09月26日